東洋医学・五臓

2021年5月3日 ブログ

横浜市港南区港南台 JR港南台駅から徒歩10分にあります

「しみずばし鍼灸整骨院」の古賀です。

 

G・W皆さまいかがお過ごしでしょうか?

古賀は5/3(月)は出勤で4、5日はお休みを頂いております。

しかし今年も自粛要請ですので、大人しくしている予定です。

できれば東京国立博物館や適当な美術館などにいってのんびり

見学できればよかったのですがしかたありません。

 

今回は東洋医学の五臓について書いてみようと思います。

五臓六腑に染み渡るの五臓ですね。

肝・心・脾・肺・腎この5つをさします。

東洋医学でのそれぞれの働きは以下の通りになります。

とても簡単に書きます。

・肝

 判断力や計画性などの精神活動を支配する。

 

・心

 五臓六腑を統括し精神活動の支配、五臓六腑の調和を保つ。

 

・脾

 運化を主る。

 運化とは、分かりやすく言うと消化と吸収にあたります。

 

・肺

 呼吸を主る。

 

・腎

 精を主る。

 

 

そして東洋医学には五行色体表というものがあり

それと五臓を照らし合わせることで

いろいろな考え方が生まれてきます。

 

例えば五行色体表の1つ五主(体の部分)と照らし合わせてみます。

肝 ⇒ 筋

心 ⇒ 血脈

脾 ⇒ 肌肉(きにく) 脂肪層のこと

肺 ⇒ 皮毛

腎 ⇒ 骨

 

・筋

 肝が弱ると筋肉が痙攣しこむらがえりが良く起きる

・血脈

 心弱いと血脈の流れが弱くなり心臓病、動脈硬化などが起こりやすくなる。

・肌肉

 脾が弱ると脂肪層に栄養がいかず、やせ細りシワが多くなる。

・皮毛

 肺が弱ると、皮膚に異常が起きやすく荒れやすい

・骨

 腎が弱いと骨や歯が弱くなり腰痛や骨折が起きやすい。

このような感じで五臓が悪いとどこに影響がでるのかなどが分かります。

 

血脈や肌肉はイメージしやすいですね

血流が悪ければ心臓病や動脈硬化

消化吸収が上手くいかなければやせ細る

 

このように五行色体表を眺めるだけでも

自分がどのような状態化ある程度分かるようになっています。

詳しく書き始めるとどこまでもいってしまうので

もし興味がある方は五行色体表で調べてみて下さい。

東洋医学の世界は広大です。