ケガは放置してはいけない

横浜市港南区港南台 港南台駅徒歩10分にあります

「しみずばし鍼灸整骨院」の古賀です。

 

12月に入った途端に寒さが増してきましたね

お昼休みに外に出た時には、吐く息が白くなっており

冬だなぁと実感いたしました。

11/29にジャパンカップ(G1)で引退を決めていた

アーモンドアイが1着で有終の美を飾りましたね。

史上初の「三冠馬VS三冠馬VS三冠馬」という

とんでもないレースで、競馬は詳しくないのですが

とても興奮するレース内容でした。

 

僕は、サラブレッドが走る姿を見るのがとても好きで

自分的には今回のレースではキセキの走りはかっこよかったです!

しかしなぜ急に馬の話なのかというと

前回杉山先生がご紹介した「インディバ」なのですが

なんと人だけではなく、馬にも使うことができるのです!

もちろん、しみずばし鍼灸整骨院ではやっていません(笑)

 

ちなみに馬にもツボが存在しており、鍼治療をすることもできますが

これは、獣医の資格が必要になります。

 

とりあえず僕が言いたいことは

馬の走る姿はとても美しいということです!

 

さて、本題に入りますが

体を傷めてから時間が経過してから来院される方をよくお見かけします。

そのうち治るかなぁーっという気持ちから様子を見てしまうのは

とても分かりますが、放置していると体の状態が悪くなる方もいます。

傷めたらすぐに対処した方が治りも早く、スポーツなども再開が早くできます。

そこでなぜ、痛め後はすぐに処置した方が良いかを記載しようと思います。

 

傷めると、血流に痛みの成分ができてきます。

筋肉は痛みを感じると収縮してしまい

収縮を起こすと血管を絞めつけてしまい、血流が悪くなります。

そうなると血流にある痛みの成分が流れていかず

その場に残る事で、痛みが残り痛みを感じる事で

筋肉が収縮し硬くなり血流が悪くなり痛みの成分が・・・と

このように負のループが起こります。

 

 

その結果、筋肉は硬くなり動かそうとすると

硬い部分を周りの筋肉で無理矢理引っ張り痛みが発生し

体が、この動きをすると痛みがでると覚え

自然とその動きをしないように逃げるようになります。

そして最後に出来上がるのは、固まってしまった体となります。

 

厄介なのは、体は大きな傷を負うと

その部分を守るように以前のものより硬くする反応があります。

これを瘢痕化(はんこんか)と言います。

例としては、手術後の大きな傷跡などを想像してもらうと分かりやすいかと思います。

硬くして守るなら良いと思われますが

この瘢痕化した部分は硬いだけで柔軟性がなくなることが特徴です。

ですので、引っ張られたらちぎれやすい、つまりケガの再発が起きやすくなります。

 

瘢痕化が筋肉で起きれば、肉離れしやすくなり

腱などで起きれば、腱の断裂が起きやすくなります。

再発すれば、体は再度硬くしようとするので、より瘢痕化がすすみ

再発のしやすさも増していきます。

 

人間の体は治す力があるので、痛みが引いて良くなる人もいますが

上記に書いたように負のループに入ってしまったり

瘢痕化が進み再発しやすくなったりする人もいます。

治りが遅ければ、リハビリなども大変になっていきますので

なるべく傷めた際には早めの処置をおこなうのが適切と言えます。

 

傷めない事が一番大切ですが

これから寒くなり体が硬くなりやすい時期ですので

もし、お身体の悩み等ございましたらご相談ください。