スイマーズショルダーについて

2020年8月29日 ブログ
こんばんは。
横浜市港南区港南台 港南台駅徒歩10分にあります 「しみずばし鍼灸整骨院」 です。
 
当院には、多くの水泳選手がお見えになります。
 
そこで、一番症状が多い、スイマーズショルダーについてお伝えさせていただきますね。
 
まずスイマーズショルダーという のは肩関節に起こる症状になります。
 
 
上腕骨は肩甲骨にぶら下がっている状態 で位置しております。
 
長頭腱と言 われる筋なんですが、これは力こぶの筋肉なんです。
 
肩を繰り返し 繰り返し動かすことによって、この長頭腱が炎症を起こしてしまうもの、
もう一つ は肩関節が動いた時に、肩関節と上腕骨で挟まってしまうインピンジメント
という二つのものを総称して、スイマーズショルダーと呼んでおります。

なぜ起こる???

泳いで いるときにしっかりと体がローリングして、肩としっかり連動して 動く分には、
肩にストレスが掛からないのですが、体幹いわゆる 胸郭という胸の部分が
しっかりとローリングしない状態で、手だけで 水を押そうとするので、
繰り返し、繰り返しここに負担が掛かって 痛みが出てしまっています。
 
なので治療としましては、まずは 肩関節の炎症をとっていくことが一つ。
 
もう一つは胸郭がしっかりと動くかどうか、背骨でしっかりとローリングすることができる のかどうか、
そこがポイントになってくるかと思います。
 
 背骨の部分のストレスを取る、肩甲骨がしっかりと動くのかどうか、そのところ がまずひとつ。
 
もうひとつはここの炎症をとって いくという治療、その二つを組み合わせて提供しております。
 
治療期間としましてはだいたい 1ヶ月くらいを見ていただけたらいいかなと思います。
 
症状がひどい人に対しては、その 期間は肩を動かすようなスポーツはやらない、
水泳に関して特化して いえばプル動作はしない、
キックだけの練習はしっかりとする、
体幹 のトレーニングをする、
など患部外のエクセサイズをしっかりする期間としては最適だと思います。
 
患部の修復はもちろん、他の部分にも影響が出るので、そちらも同時に見ていき、
早く改善できるように、させていただきます。