テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

2020年5月30日 ブログ

こんにちは。

しみずばし鍼灸整骨院の坂田です。

最近になって各地で緊急事態宣言が解除されてきましたね!!

さて、今回はこの自粛中に肘が痛くなったという人もいらっしゃる

と思います。

その肘の痛みとして考えられるテニス肘(上腕骨外側上顆炎について

説明していきたいと思います。

 

テニス肘とは

テニス肘とは主にテニスプレイヤーに多い為にこの名前が

 付けられました。テニスでボールを返す時のバックハンド

 による肘への負担が原因で肘に炎症が起こることによって

 肘に痛みが起こります。これをテニス肘と言います。

 (別名:上腕骨外側上顆炎

 

・さて、テニスプレイヤーに多いなら「一般的の人には関係ない

 んじゃないか?」と思われる人もいらっしゃると思います。

 しかし、日常生活の中でもテニスのバックハンドと同じように

 負荷がかかる動きがあります。

 それは料理でフライパンを使う動作で起こることが多いです。

 

・その他にも重たい物を長時間持ったり雑巾を絞ったりする腕を

 捻る動きによっても起こります。

 

○テニス肘の症状

・最も多い症状としては料理でフライパンを持ち上げた時

 雑巾を絞った時重い物を持った時などに痛みが出現します。

 

・またこの状態を放置したまま生活していると安静にしている時にも

 痛みを引き起こすことがあります。

 

○テニス肘の原因となっている筋肉

 

テニス肘で痛みを起こしている筋肉は短橈側手根伸筋という筋肉に

 よって炎症が起こり痛みが出現すると言われています。

 

*短橈側手根伸筋とは

 短橈側手根伸筋は、上腕骨外側上顆~中指の付け根辺りに付着します

 動きとしては手首の背屈(手の甲を腕に近づける動き)です。

 この動きとは逆の手首の底屈(手の平を腕の方に曲げる動き)によって

 この筋肉にストレッチがかかった状態でフライパンや重たい物によって

 負荷がかかる為、炎症が起こります。

 

○テニス肘になった時の治療

 

・現在はコロナウイルスのため、痛みはあるが外に出たくないという人も

 いらっしゃると思います。なので、家で行えることは痛みが出ている

 ならば安静にする事です。また、お風呂でしっかり温ます

 また、テーピングを使って圧迫したりするのもオススメです。

 

痛みがなくなってきたら腕のマッサージなどを行うと良いです。

 

・当院で行う場合は炎症や痛みが強く出ている場合インディバ治療

 超音波治療を行い炎症や痛みを減らしていきます。

 

痛みが軽くなってきた場合電気治療マッサージを行い筋肉の柔軟性

 を出していきます。

 

その他にも身体のことで気になる事がありましたら是非、1度当院にご相談

下さい。