秋の夜長にマインドフルネス瞑想

2018年9月30日 新着情報

こんにちは!

しみずばし鍼灸整骨院の古谷田です。

 

明日から10月です。

この記事を書いている今、台風24号の影響で外はものすごい豪雨です。

明日の通勤は大丈夫だろうか、電車は動いているのでしょうか。

台風一過で暑いようですし、通勤着は何を着ようか。

明日の予定はどうだろうか、予約は混んでいるのか空いているのか。

先週は祝日でお休みが多かったから今週は1週間が長いな〜。

……。

こんな調子ではなかなかブログ記事が進みませんね。

 

人は先のことや過去のことに囚われて、今現在を疎かにしがちです。

過去は今を生きる為に必要ですが執着していては前には進めません。

また、今を見失ってはその先の未来はとても不安定です。

私たちは生きていく上で日々様々な選択をしています。

今をよりよくする選択を100%確実に選び取ることはとても困難で、

忙しさやストレスからどんどん悪い方向に進んでしまうこともあります。

そんな時に一度「今」の自分を見つめ直して、今を見失わないようにする。

そんな方法(マインドフルネス瞑想)についてお話します。

 

マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想、今とても流行っているので聞いたことのある方も多いと思います。

そもそもマインドフルネスとはなんでしょうか。

マインドフルネスを簡単に説明すると「今に集中している状態」です。

スポーツ選手のゾーンに入った時なども近いのかもしれません。

マインドフルネス瞑想は瞑想を使って意識的にマインドフルネスを作る方法です。

また瞑想と聞くとお坊さんの修行など一部の人にしか関係のない特別なもののような

イメージありますが、精度に差はあっても、手順も簡単で誰にでも出来る方法です。

 

方法

※騒音のない静かな場所で行う事をお勧めします。

1.楽な体勢で椅子に座ります。

 座った体勢が辛ければ仰向けに寝ても構いません。

 これから5〜10分程度リラックスして過ごせる体勢ならなんでもOKです。

2.目を瞑って腹式呼吸をします。

 呼吸は鼻から吸って鼻から吐く鼻呼吸です。

 ゆっくり息を吸ってお腹まで空気を届けます。

 息を吐く時もお腹からゆっくり空気を押し出すようにします。

 ポイントは同じリズムでゆっくり呼吸をして体を空気で満たすイメージをする事です。

3.呼吸と体に意識を向けます。

 腹式呼吸に慣れたら呼吸により集中します。

 お腹が膨らんでへこんでいく様子、肋骨が広がったり閉じる感覚など、

 なんでも良いので呼吸と体の今の状態に意識を向けます。

 意識しにくい時はお腹に手を添えてお腹の動きに集中してみて下さい。

4.雑念を受け流します。

 意識を集中する事を続けていると、色々な事が頭に浮かんできます。

 ネガティブな事、ポジティブな事、くだらない事、今に関係のない事、

 要するに気が散ってきます。

 それらを否定せずに「とりあえずそれは置いといて」といった感じで、

 意識の中から受け流します。

 お腹に触れている手が「ウエストの脂肪ヤバイな」と感じても「今は呼吸に集中!」と

 意識を「今」にシフトして下さい。

5.ゆっくり目を開けます。

 雑念を受け流す事を続けていくと呼吸にだけ意識を向けられるようになってきます。

 息を吸って吐く以外の無駄な思考がなくなり頭がクリアになります。

 ここまできたらゆっくり目を開けて意識を体の外側に向けて目覚めます。

 時間は自由ですが、限られた時間で行う場合はタイマーを使うと良いでしょう。

 

これはもっとも基本的な方法で、慣れてきたら四肢末端や体の色々なところに意識を向けたり、

電車移動中や職場の昼休憩時間、スポーツの試合会場など少し騒がしいところでも

出来るようになります。

他にもヒーリングCDを使ったり、真っ暗な空間で行ったり、ストレッチの後など

ご自身が一番集中できる環境でやってみるのも良いでしょう!

 

私は日常的に昼休みと寝る前にマインドフルネス瞑想を行っています。

怒りや悲しみなど制御が難しい感情に押しつぶされそうな時もお勧めです。

最近ちょっと愚痴っぽいな、なんだか憂鬱だなという時、実践して見て下さい!