疲れは足元から!今から始めたい脚の疲労予防法!

2018年8月30日 ブログ, 新着情報

こんにちは!

しみずばし鍼灸整骨院の古谷田です。

 

今年の夏はかなり暑かったですね!

最近は夏の疲れからくる体調不良や倦怠感を

訴える患者様もちらほら見受けます。

やる気が出ない、風邪や胃腸炎など自律神経の乱れからくる体調不良は

しっかり休んで規則正し生活リズムを作る事が有効ですが、

筋肉や関節の疲れは負担の軽減だけでは不十分な事も多いです。

特に夏季は脚の疲れが一番出やすい季節です。

その理由も含めて、脚の疲れと対処法についてお話します。

 

なぜ夏に脚が疲れやすいのか。

理由は3つあります。

・気温差に晒されやすい

・老廃物が溜まりやすい

・ケアしにくい

暑い日はスファルトの照り返しなどで地表温度は

50度を超える事もあります。

逆に室内では冷房により冷気は低い所に溜まりやすく

足元は冷やされやすい環境です。

それらの気温差によって筋肉や神経が疲労し、機能低下によって

老廃物の代謝も低下、脚に疲れがどんどん溜まっていく状態になります。

 

ここで質問ですが、皆さんは日常的に十分な脚のケアは出来ていますか?

当院にご来院いただいている患者様の中で、疲労度合いに見合ったセルフケアを

自主的かつ日常的に実行できている方は残念ながらごくわずかです。

理由は脚のケアは人によってすごく面倒だから。

上半身に比べると手元から遠く触り辛い、ストレッチは広いスペースや

大掛かりな動作で面倒、マッサージオイルが床につくのが嫌だ、

人にやってもらった方が楽など様々な事情からさぼりがちになるのが、

足元のケアです。

 

今回は面倒くさがりでもとりあえずこれから始めてほしい!という

疲れにくい脚を作る為の体幹バランス強化方法をお教えします。

 

脚の体幹バランス強化法

この方法は、省スペース、短時間、簡単、体の変化を重視しています。

縦に一畳分のスペースがあればOKです。

 

1.内くるぶしと膝をなるべくくっつけて立ちます。

 

 O脚の人は膝、X脚の人は内くるぶしが離れますが、

 足首と膝の正面が前方を向く位置である事が重要です。

 

2.立った状態で今のバランス感覚をチェックします。

 ふらつきが少ない人は目を瞑った状態もチェックしてみましょう。

 

3.膝を軽く曲げながら立ったまま前屈し、床に手をつきます。

 お腹と太ももをくっつけるように股関節から体を二つ折りにします。

 体が硬い人はすねに手を添えても可です。

 

4.そのまま少しずつ膝を伸ばしお尻を上にあげて脚の裏側を伸ばします。

 気持ちいいくらいがちょうどいい伸ばし具合です。

 体が硬い人は無理に膝を伸ばしきる必要はありません。

 重心がグラグラしやすいので、親指と小指の付け根、かかとの3点

 均等に床を押すようにしてバランスをとります。

 この時に筋肉が伸びない、関節が思うようにならないところ歪んでいるところです。

 O脚の人は太ももが、X脚の人はひざ下が外側に捻じれるので、余裕があれば

 両手で捻じれないよう正面に固定するとより変化が実感できます。

 

5.そのまま1分程度キープします。

 ある程度バランスが取れたら、意識するのは呼吸です。

 息を吸う時はお腹ではなく胸に空気を入れるようにします。

 ゆっくり息を吐きながらストレッチしていくと筋肉が伸びやすくなります。

 また、体が硬くてちょっと辛いなという時も呼吸に意識を向けると

 集中力が高まります

 もし途中で気分が悪くなった場合は中止して下さい。

 

6.ゆっくり状態を起こして2と同様にバランスをチェックします。

 地面にしっかり足裏が乗っていませんか?

 小さな変化を感じ取って見て下さい。

 

7.1〜6を3回ほど繰り返します。

 

この方法で体の歪み改善、脚のストレッチ、足裏の平衡感覚強化

同時に行う事ができます。

初回ではなかなか変化がわかりにくくても、継続していく事で変化が出てきます。

これでは物足りないと思うまで出来るようになったら、当院へご来院下さい!