スポーツ障害~足関節捻挫

2018年8月20日 ケガ, しみずばし, ブログ, 捻挫

こんにちは。

しみずばし鍼灸整骨院の杉山です。

 

毎日、暑い日が続いていますが

体調管理は出来ていますでしょうか?

 

今年は異常気象と言われてます。

さすがにこの暑さは体にこたえます。

秋が待ち遠しいですね(*^_^*)

 

 

足関節捻挫

前回、RICE処置の話をさせていただきました。

今回はその処置が身近で必要になると

思われる足関節(足首)の捻挫について

簡単にお話します。

 

足関節には、足の外側と内側に

関節の動きをを支える靭帯があります。

その靭帯が伸びてしまったり、切れてしまったり…。

靭帯の損傷を”捻挫”と呼んでます。

 

 

足関節はつま先が内側に向く”内反の動き”と

つま先が外側に向く”外反の動き”があります。

そのうちの内反方向に捻ってしまう

内反捻挫が多くみられます。

 

 

 

その時に損傷する確率が高い靭帯が

前距腓靭帯と呼ばれる靭帯になります。

 

 

足関節捻挫の症状

足首の靭帯を損傷してしまうと痛みが出ます。

その損傷の度合いも分けられています。

靭帯が伸びてしまう程度だと、1度損傷。

靭帯が部分的に切れてしまう程度だと、2度損傷。

靭帯が完全に切れてしまう程度を、3度損傷。

このように区分されて評価されます。

 

 

前距腓靭帯は外くるぶし(外果)の前方にあります。

損傷すると熱感(炎症状態)を持ち、腫れます。

患部(損傷部分)には圧痛(押すと出る痛み)や運動痛(動かすと出る痛み)も

あり、受傷した形に動かすと、痛みが増します。

2~3日(個人差はあります)くらいすると、皮下出血斑が出てきます。

 

ここでRICE処置

受傷後、なるべく速くRICE処置をします。

Rest(安静)…運動を中止して安静にします。

Ice(冷却)…患部を冷やします。

Compression(圧迫)…患部が腫れないように圧迫します。

Elevation(挙上)…血流のコントロールの為、心臓より高い位置で

腫れや炎症を抑えます。

処置をしたら、出来るだけ速く

医療機関を受診しましょう。

 

甘くみてはいけません!

ただの捻挫だと思い、様子を見よう!!

なんて思わず、出来るだけ速く医療機関で

診察や治療を受けてください。

捻挫は捻り方によって、骨折を伴う事もあります。

痛みが強かったり、腫れが大きかったり、

とくに、足が地面に着けないほどの痛みが

出たら早急に医療機関を受診して下さい。

 

より、はやくピッチへ復帰して

よいパフォーマンスを望むのであれば

最初の処置が重要になります。

是非、参考のしてみてください(*^_^*)