肩の障害  ~水泳肩編~

2015年12月5日 しみずばし, 水泳, 肩痛

 

こんにちは 😆 しみずばし鍼灸整骨院の菅野です!!

 

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12月に入り、寒くなってきましたね。

 

来年の1月10日(日)に港南区の10キロマラソンに院長先生をはじめ

 

男性スタッフで参加することになりました~!!

 

完走できるように、練習して臨みたいと思っています 😀 

 

今回は、水泳肩についてご紹介させていただきます!!

 

 

水泳肩とは…

 

水泳肩はストローク(腕で水をかく動作全体)の反復によって、

 

 

肩の腱が肩甲骨などにこすれたりして炎症を起こす障害です。

 

クロールバタフライの選手に多くみられる症状です。

 

クロールの推進力は腕と脚の割合が8:2と腕を使う頻度が多く、

 

バタフライの動きでは、腕の動きそのものが肩に負担がかかりやすいからです。

 

また、肘が落ちた状態でキャッチ(水を掻く)をおこなうことが多い初心者

 

背泳で関節の柔軟性が劣ってくる中高年にも肩の痛みがみられます。

 

症状と原因について

 

水泳肩になると、水中で水を掻く(プル)ときや、

 

腕を前方に伸ばしていく(リカバリー)ときに痛みを感じます。

 

特にクロールやバタフライでは、リカバリーから入水時にかけて肩の関節が

 

内側に回転しながら、前方に大きく伸ばされます。

 

このときに、肩甲骨の靭帯と上腕二頭筋の腱などにぶつかりこすれたりします。

 

<水泳肩の発生機序>

入水後のプル → 水圧を受け強い力で引く 

→ 肩内部の摩擦が強くなる → 痛みなどの炎症症状が起こる(水泳肩)

※これらを繰り返す事で肩の炎症が慢性化してしまう事もあります。

 

 

治療と予防!!!

水泳肩の予防は、肩関節周辺の筋力強化とストレッチがとても大切です。

 

特に肩を柔らかくするのは障害の予防になるだけではなく、

 

能力が上がるメリットにつながります。

 

また、骨盤の歪み背骨の歪みによりバランスが悪くなる事で

 

肩関節の可動域が狭くなり、肩への負担が増えて

 

ケガをするケースも少なくありません。

 

なので、痛みが無くても日頃から体のメンテナンスをしていくことは

 

ケガをしないためにも、大切なことです。

 

ケガをしたときも、患部だけでなく体全体を診ていくことが

 

早期回復の近道です!!