サッカー

 サッカーは打撲、捻挫は勿論、骨折や脱臼も起こり得るスポーツです。また、プロサッカー選手にとって、怪我をするということは、競技生活を左右しかねないほど重要なことです。

ケガをする理由の一つとしてですが、最近ではサッカー人口の増加によって人工芝のグランドも増えてきています。

その一方、人工芝で走ることで、下半身への負担が増えてきていることも考えられます。

 

そのため、捻挫や肉離れも多く発生しますが、ボールを繰り返し蹴るスポーツなので、肉離れの発生と同じぐらい股関節や腰に慢性的な痛みが起こる事があります。

 全身の柔軟性の低下、身体の歪み、体の使い方により、極端に一部分に負担が多くかかってしまうことが大きな理由として挙げられます。

 早く対処し施術をすることによって、治っていく期間も大きく変わってきます。逆にお伝えしますと、対処が遅くなるだけで怪我の治りが長引いてしまいます。

国体成年神奈川県代表 全国3位 トレーナー帯同

肉離れ

ふくらはぎや太もも(大腿四頭筋、ハムストリングス)の筋力バランスや筋肉の柔軟性が低下した時に起こりやすいです。

再発するケースが多いので、しっかり段階を見極めながら慎重に治療していく必要があります。

こんなときに発生しやすいです

 瞬発的な動きの時

 筋肉に疲労が溜まり、柔軟性が低下した時

 伸びようとした筋肉がさらに引き伸ばされた時

 思い切りボールを蹴ろうとした時

 ダッシュで走り出そうとした時

 急な方向転換をしようとした時    など

 

施術方法

グローブ治療、インディバ治療を患部中心に行います。

足の付け根である股関節から足関節の部分についている筋肉を中心に緩めていきます。また、その際に、どこがどの方向に動きにくいのか、動きやすいのかなどを診ていきます。

また、超音波治療、はり治療なども筋肉を緩めたり、患部の修復のために施すこともあります。

 日ごろから筋肉を緩めていただきたいので、O2クラフトという酸素が多く含まれたオイルをご自宅で使用していただくことで、より筋肉の負担を取っていきやすくなるので、施術をする際もO2クラフトを使用させていただくことが多々あります。

また、水素温熱療法という形を簡単にご自宅でできる水素風呂リタライフを使って、血流を良くし、患部の修復を促すことも改善スピードを上げる一つと考えています。

治療内容はケガの状態や受傷部位により異なります。患者様一人一人に合わせた治療を組み立てて、トレーニング指導も行います。

 

オスグッド・シュラッター(通称:オスグッド)

 オスグッドはケガというより、ストレッチ不足などの積み重ね、足からの衝撃で痛みが出たり、成長する際の骨と筋肉のアンバランスから起こることが多いです。

筋肉に疲労が溜まり、そのままの状態で運動を続けることにより起こるスポーツ障害です。成長痛と言われることもあります。

上図のように、筋肉の付着部となっている部分が太ももの筋肉(大腿四頭筋)により引っ張られ、骨が変形してしまうこともあるので、早期治療をお勧めいたします。特に、小学生から中学生の時期になることが多く、膝のお皿の骨の下に腫れがあり、骨を触ると痛みが増します。

上図のように、骨の部分に痛みがあり、その上の靭帯の部分は痛くないんです。

一つの目安にしてみて下さい。

 

施術方法

 オスグッドの多くの原因は、足首、膝、股関節、骨盤などの小さなずれやねじれが原因で筋肉が引っ張られ、痛みが出ていることが多いので、施術では、このずれやねじれを見ながら、動きを出していきます。また、太ももやふくらはぎの筋肉が硬いことも、オスグッドになる原因にもなるので、足全体の筋肉も緩めていきます。

 症状によっては、施術をすればすぐに動けるようになるというわけではないです。安静にする時期も必要です。その時は、患部以外のトレーニングをお伝えします。

6回くらいをワンクールとして考えていただきたいです。その1回1回で、少しずつかかとがお尻についていくようになります。膝がしっかりと曲がることが、関節の負担を取っていけていることの一つの目安になります。

 

 

足関節捻挫

サッカーをやっていると相手との接触で足首を捻ることが多いです。

一番多い怪我ではないでしょうか。

ただし、単なる捻挫だと軽く見て放置をして、長期化してしまうケースが大変多いです。

癖にしないように早期で対処し、施術していくことをお勧めしています。

 慢性的な足首の捻挫により、知らず知らずのうちに股関節や腰などにアンバランスが生まれ、動きが悪くなります。また、継続的に筋肉に負担がかかるので、動きのキレがなくなり、パフォーマンスの低下、更なるケガにも繋がります。

それらを防ぐためにも、早めの処置と身体の歪みを元に戻し、定期的に体のケアをしていく事がケガやパフォーマンス低下の予防にもなると考えています。

 

施術方法

 インディバ治療と水素温熱療法を必ず行います。

日本においては、痛めたときはアイシングというのが定説ですが、アメリカでは温めるという方法もあり、どちらがいいという決定事項にはなっていません。

 当院では、温かくした水素水(下の足部を入れるところのスペース内にある白い電極板が電気分解をして水素水になります)に患部を浸けます。

 当日は痛みが出ることもあるのですが、翌日、または翌々日から痛みが減り、歩けるようになったり、動きが出てくることがあります。症状によっては、長めにかけ、より早く痛みと腫れを早くとれるように心がけています。

また、他にも電気療法や超音波治療を施すのですが、早い段階ではり治療も行い、靭帯修復、及び、患部の周辺の治癒を促進させます。

 

試合中に起きた、足関節捻挫の直後です。

トレーナーの現場では水素療法ができないので、アイシングを行い、患部の安静を図ります。その後、固定して、来院指導しました。

その場合は、以下のように伝えています。

現場では、臨機応変に対応しています。

 

 

グロインペイン症候群(股関節周りの痛み)

サッカー選手は走ることが多く、利き足でボールを蹴ることが主になります。

繰り返し、繰り返し、遠くに蹴る練習をした後に、発症することがあります。

股関節に痛みが出ていると、痛い部分をかばい、太ももの筋力低下や柔軟性低下が起こりやすい状態になり、おしりの筋肉や痛みの出ていない太ももの外側に張りも出てきやすいです。

 股関節に痛みが出ていても、原因が股関節ではないことが多いのです。

また、痛みの部位も一箇所ではなく、負担がかかっている場所によっても違ってきます。

多くは鼠径部に痛みが出るので、

鼠径部痛症候群(そけいぶつうしょうこうぐん)とも言われます。

また、

☑︎ 恥骨結合炎(ちこつけつごうえん)

☑︎ スポーツヘルニア

☑︎ 内転筋腱障害(ないてんきんけんしょうがい)

☑︎ 鼠径管後壁欠損(そけいかんこうへきけっそん)

☑︎ 腸腰筋の機能障害(ちょうようきんのきのうしょうがい)

☑︎ 外腹斜筋腱膜の損傷(がいふくしゃきんけんまくのそんしょう)

上記のような障害、病名の総称として使われています。

 足やお尻の柔軟性が無い状態で動いていると、骨盤に左右差(ズレと呼ぶ)が生じます。そのズレで背骨のズレにもつながり、股関節周りの痛みだけでなく、腰回りが痛いなどの症状も出てきます。

負担がかかっているのに我慢していたり、休めないということで放置していると、このズレがそのままになるので、身体を動きにくい状態にし、特定の筋肉に継続的に負担がかかってきます。

 

施術方法

柔軟性が失われた筋肉を全体から見つけ出し、ピンポイントで痛みが出ている部位を確定させます。

痛みの出ている部分だけでなく、関連している部分にもグローブ療法、はり治療、インディバ療法などを組み合わせ、的確に筋肉をほぐしていきます。

また、負担がかかっている骨盤の状態を良い状態にリセットするため、骨格矯正を行います。当院の骨格矯正は「バキッ!」と想像する矯正とは違い、ストレッチの延長線で行うため、身体への負担が少なく、安心して受ける事が出来ます。

 痛みが取れ、動きやすくなった身体の状態を維持する為には筋力トレーニングも必要なので、再発防止の為にあなたにはトレーニングを実践して頂き、身につけてもらいます!

 ボールを蹴る動作といいましても、大事なのは足だけではありません。ボールを蹴る時は腕を大きく使い、片足立ちでフラフラしないようにしますよね!

上記のことからも分かる通り、腕の動きや体幹の安定性なども必要不可欠になるので、全身のトレーニングをしていきます。

また、ご自宅でも行えるセルフケアやセルフトレーニングは良い状態を長期間キープするには必要なので、より効果的なストレッチやトレーニングなどの指導をさせていただきます。

 最終的には、ご自身での努力が再発予防にも繫がっていることも理解していただきたいと思っています。

 

藤川選手(元Jリーグ 松本山雅所属)

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